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想う

玉屋DESIGNSの玉屋デザインズ的こころ
2年たちました。
「過去」の話をするときの基準に「地震以前、地震以降」を多く使うようになった気がします。
今日は地震発生前後の時間、普段ガチャガチャうるさいミシンを止めて、いつもより少し穏やかな玉屋DESIGNSでした。
幸いにして私はほぼ震災前の生活を取り戻しています。
良くも悪くも記憶は薄れてきています。
当時は「復旧に必要な知識や技術も無い自分は、交通渋滞や足手まといになっては本末転倒」と自分なりの考えや想いを持って、被害の大きい地域へは足を運びませんでした。
自分の出来ることで貢献出来ればと「義援ワッペン」を作って、募金の協力を皆さんに声掛けさせてもらってました。
多くのご協力を得ることができ、その結果、百万円を超える金額を集め、子供たちのためセーブザチルドレンへ寄付させていただけたことはそれなりの成果はあったと思っています。
それでも今になって思います。
それでよかったんだろうか。
実際に足を運び、直接の力になれば良かったのかもしれない。
あのとき行かなかったから、記憶が薄れるスピードが早いのではないかと。
考えても答えは出ないかもしれませんが。


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